光の剣は113階

少々マニアックな要素多めになるかもです(・ω・ ;)(; ・ω・)

何となく思い出すシンシナティ・レッズ

                   

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 野茂英雄さんがアメリカに渡ってLAドジャース入りしたのも、もう21年も前の事になるんだね。

その年のオールスターゲームで野茂さんがナショナルリーグの先発投手を立派に務めあげ、ストライキを敢行した事で失った全米の観客をボールパークに見事に呼び戻したオールスターブレイク以降、このシーズン後半戦の様子も僕はテレビでかなり見てたような気がする。

 

その中でもシンシナティ・レッズとの対戦が異常に印象深くて当時のレッズ打線もなんとなく覚えている。

 

覚えてる選手と(背番号)はこんな感じだったと思う。

バリー・ラーキン(11)、ロン・ギャント(6)、ハル・モリス(23)、エディー・トーベンシー(10)、ブレット・ブーン(29)とか。

 (といいますか、ここで今言ってるその頃のシンシナティ打線はモントリオール・エクスポズのグレッグ・ハリスに抑えられた打線と言った方が伝わり易い方も多いかと)

 

もちろんバリー・ラーキンシンシナティ生まれのフランチャイズプレイヤーで殿堂入り選手でもあり、ビッグネームである。

 

しかし当時のレッズ打線の中で僕に異様に強い印象を植え付けたのはなぜかハル・モリスであるw

名プレイヤーのラーキンを差し置いてどういう訳だかハル・モリスである(汗)

 

モリスのポジションは一塁手、左投げ左打ちの選手で左バッターボックスに入ってもホームベースから極端に離れて構えてたような気がする。

その離れた位置からピッチャーの投球モーションに合わせて一歩二歩ホームベースまで歩きながらテイクバック取ってボールを見るという何とも難しくて難解な事をやるメジャーリーガーだった。

でも素人目にそれが様になっててほんとカッコよかった。

多分他人に難解に思われてたとしても、これがモリスにとって一番タイミングが掴み易い方法なのだろうね。

因みにハル・モリスはシンシナティでかなり長くプレイしており、実績も相当な物があった筈。

 

野茂投手スターター試合を観てる最中、モリスの打席で野茂投手が投げた内側高めの真っ直ぐをライト方向一直線に「ガツーン!!」って持って行かれたけど打球はポールの右。ジャストファール。。。

いかにも5番打者って雰囲気だったけどそこがまた僕にとって魅力だったりしたw

 

モリスとは全く切り離した話だけど、後にメジャー昇格してレッズ打線に加わるアダム・ダンタイプのロマン砲の魅力というのは本当に堪えられない魅力があるw

 

ハル・モリスは日本人にとって殆ど馴染みは無いかも分からないけどシンシナティの人達には未だ根強い人気がある。

   

あとエディー・トーベンシーはその4年後(1999年)にはレギュラーシーズン20本塁打もクリアして打てて守れるキャッチャーへと進化して行った。

僕はトーベンシーに関してその何年も前から

「この十分な体格と無理のないバッティングフォームでなぜ本塁打が少ないんだろう?」

と不思議に思ってた。

それだけにトーベンシーのこの4年後の打者としての成功は本当に嬉しかった。              

セカンドのブレット・ブーンは後のマリナーズ黄金期を迎えるメンバーの一人となる。

実弟のアーロン・ブーンはシンシナティーからニューヨークヤンキースへ。

 

こないだのWBCでブラジル代表監督としてバリー・ラーキンさんのお顔をテレビで本っ当に久しぶりに見れた。

嬉しかった。

嬉しく思いつつ無意識にバリーラーキン→ハル・モリス→エディー・トーベンシー、と意図せず勝手に次々脳内リンクされるという変な現象が起きる。

 

変な現象というか、多分僕は今でもその時代のシンシナティ・レッズも本当に好きに違いないんだ。

好きでなければ当時のメンバーをここまで覚えてる筈が無いよ。。。(遠い目)